モノクロプリント

以前、モノクロプリントの用紙について話題にしたことがありました(→こちら

先日、FUJIFILMから2種類の用紙が発売になりましたのでその用紙と、その後試した用紙を含めて追加情報です。

●月光グリーン(バライタ調紙/滑面光沢)
紙の色はレッド同様に優しい白(わずかクリーム色かな?という程度)。厚みがありしっかりしています。リアから挿入できるプリンターでないと表面に抑えのローラーの跡がつきます。紙にはわずかな反射がありますが、半光沢(絹目調)よりは光沢感が抑えられています。暗部の階調もつぶれずに出ているように感じます。光沢紙の中での選択としては総合的にいいのではないでしょうか。

●FUJIFILM 写真仕上げPro モノクロ(微光沢)
通常の写真仕上げProはやや青みがあるのでが、こちらは純粋な白に近い感じがします。厚さは標準。微光沢となっていますが、表面的には絹目調の目を荒くした感じです。月光ブルーに非常に良く似ています。自分が見るには同じに感じますが、、、

●FUJIFILM 写真仕上げPro フォトマット(無光沢)
カラーでもOKですが、モノクロをプリントしてみました。紙の色はやわらかい白です。厚さは薄め。プリントすると波が出ます。若干階調性にムラが出るような感じがします(カラーでは分かりません)。標準で印刷したのですが、プリント結果が冷黒調のように見えます。

●エプソン フォトマット
FUJIFILMのフォトマット用紙の比較としてフォトマット用紙にプリントをしてみました。こちらはFUJIFILMの用紙に比べるとクリーム色に見えます。厚さは薄め。同様にこちらもプリントすると波が出ます。階調性はこちらの方がちゃんと出ています。紙の色もあるので、雰囲気は柔らかくなります。安い用紙でモノクロならこちらの方がいいかもしれません。


最近はだいぶモノクロ用のペーパーが出てきました。外国のモノクロペーパーを出しているメーカーもインクジェット版を出していますが、簡単に買えないので国産メーカーの方が流通の面では有利ですね。ただ、マット系(コットン系)にもう少し種類を増やしてもらえらばいいかなと感じています。ペーパーの質感がよりいっそう写真の雰囲気を良くしますからね。


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2008年03月31日 Posted byかにかに4号 at 23:05 │Comments(0)PRISM情報

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